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LINDA★LINDA

 

 

 

犬もの文筆家&ドッグジャーナリスト・ライター大塚良重のHPをご訪問頂き、ありがとうございます。

どこにでもいる超親バカ、愛犬命の犬キチであるからこそ、犬達が我々を見つめてくれるような、そんな誠意ある目線をもって原稿・記事を仕上げることをモットーとしております。

 

2013年6月19日には、自著となる【りーたんといつも一緒に】(光文社)を上梓いたしました。脊髄小脳変性症の一つであるアプラタキシン欠損症を抱える少女りーたんと、愛犬達とが織り成す物語です。

 

りーたんが生活を共にする愛犬達のほとんどが保護された犬であり、そのうちの 1 頭、フラットコーテッド・レトリーバーのティアラは殺処分寸前のところを引き取られました。当初はやんちゃし放題の手に負えないコでしたが、一度は人間に「お前はいらない」と言われた身でありながら、人が大好きで、いつもキラキラした目でりーたんを見つめているのです。

 

やがて、りーたんとティアラには転機が訪れます。そのキーワードは、「AAA」。

 

そして、もう 1 頭の愛犬モナミは、背骨が折れた状態で林道脇に捨てられていたところを助け出されました。車椅子に乗ったモナミと、車椅子に乗ったりーたんが並んで歩く姿は、まるで人生の同志のようです。

 

りーたんと愛犬達との物語には、難病、福祉、犬の殺処分問題、保護犬活動…と根の深いテーマがいくつもありますが、決して涙を誘うようなものではなく、両の手の平でそっと包みたくなるような、ほんわりとしたハートがあるのです。

 

私が「本にしたい」と思った所以もそこにありました。

 

この本に興味をもち、お手にとって頂けるようなことがありましたら幸甚です。

 

 

 

ただ真っ直ぐに見つめ、ただ真っ直ぐに愛し、その相手の敵となる者を自らの敵とするのは犬だけだ。

 

                                                                                                        YOSHIE OHTSUKA

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